本名:菊池郁子
生年月日:大正13年1月28日生まれ
出身地:東京都
昭和2年 | 畑秀水の門下生となり琵琶を習う。 |
昭和5年 | 6才で師範の免許皆伝・菊池錦祠を襲名。(後、更に腕をあげ菊池祠水となる) |
昭和12年 | 13才でコロムビア入社、翌年「アイアイアイ」で14才にてデビューも発売中止となる。 |
昭和14年 | 9月「お嫁に行くなら」で15才にて本格デビュー。 |
昭和15年 | 松竹映画「愛の爆風」主題歌「相呼ぶ歌」が大ヒット。 「湖畔の乙女」等が連続ヒットし歌謡界の大スターとなる。 |
昭和20年 | 3月 東洋音楽学校(現 東京音楽大学)卒業 |
昭和22年 | 「星の流れに」を発売。空前の大ヒット曲となり、戦後の日本の世相を背景に悲しい女の縮図を歌う。日本映画黄金時代の大映映画作品で三益愛子出演「母紅梅」主題歌「母紅梅の唄」が大ヒットした。その後三益愛子とのコンビで、母物シリーズの主題歌を約30曲吹き込む。 |
昭和26年 | NHK第1回紅白歌合戦に出場 |
昭和29年 | 若尾文子映画デビュー作品の主題歌「春の舞妓」が大ヒット。 |
昭和30年 | 母物シリーズの決定版「岸壁の母」が大ヒット |
昭和32年 | ビクターレコードに移籍 |
昭和36年 | 「九段の妻」発売 6月「北上夜曲」発表 |
昭和42年 | テイチクレコードに復帰 |
昭和53年 | 歌手生活40周年記念第一弾としてディック・ミネさんのプロデュースによる「沖縄の母」を発売。又この年、東京音楽祭にノミネートされた曲「なお恋しくて」歌手生活40周年記念LP(42曲入り)発売。 第20回日本レコード大賞特別顕彰受賞。 |
昭和54年 | 日中友好のかけ橋にと、山口淑子作詞の「憧憬」を発売 |
昭和55年 | 「愛の挽歌/母さんの物差し」を発売 |
昭和56年 | 「北おんなひとり旅/北の酒歌」を発売 |
昭和58年 | LP「歌手生活45周年記念菊池章子女の一生を唄う」を発売。 日本演歌大賞功労賞受賞。藤田まさと遺作「さよならあなた」を発売。 |
昭和60年 | 中国残留孤児の非情を込めた最新作「きずな」を発売。 |
昭和62年 | 歌手生活50周年記念「赤いレンガのキャフェテリア」を発売。 歌手生活50周年記念全曲集発売。厚生大臣より感謝状受賞。(4/13)。 歌手生活50周年ディナーショー(ホテルニューオータニ)(12/7)。 菊池章子50年の歩み。第29回日本レコード大賞功労賞を受賞。 |
昭和63年 | 中国残留孤児援護募金より感謝状を受賞。 舞鶴市長より「岸壁の母」で感謝状を受賞。 「笛吹川情歌(琵琶入り)/ひとり越後路」を発売。 |
平成2年 | 「白鷺の湖/ひとり雨」を発売 |
平成7年 | 「昭和の母/雪しぐれ」を発売 |
平成8年 | 青春ラプソディー 菊池章子 小條綾子著(タル企画)(6/19) |
平成9年 | 歌手生活60周年記念「菊池章子全曲集」を発売。文化庁長官賞受賞(9/28) |
平成12年 | 勲四等瑞宝章受勲 |
平成14年 | 心不全にて亡くなりました。享年78歳。 |