オムニバス[東京ボサノヴァ・ラウンジ:TECN-25800]
商品情報
- オムニバス
東京ボサノヴァ・ラウンジ -
- 2002-08-21 / TECN-25800 / 定価:¥2,619(税抜価格 ¥2,381) / アルバムCD
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日本の夏、ボサノヴァの夏。
本格的ボサノヴァ・ジャズから和製ボサノヴァ、ボッサ歌謡まで、60年代末~70年代初期のクールでお洒落な楽曲満載!!
清涼感100%ジャパニーズ・ボサノヴァ・コンピレーション!! -
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オー・ガンソ
伊東きよ子 & ザ・ハプニングス・フォー -
シャム猫を抱いて
浅丘ルリ子 -
風もない午後のサンバ
寺尾 聡 -
白い波
トワ・エ・モワ -
デイ・バイ・デイ
世良譲トリオ with 笠井紀美子 -
眠りたいのさ
マイク真木と前田美波里 -
髪がゆれている
久美かおり -
コール・ミー
江草啓介 -
雨あがりのサンバ
森山良子 -
わるいくせ
安井かずみ -
透明なひとときを
長谷川きよし -
おいしい水
松本 浩 -
ザ・ジョーカー
パープル・シャドウズ -
あなたのことが
寺尾聡子 -
八つの想い出
増田多実 -
メディテイション
松本 浩 -
さよならも云えなくて
江波杏子 -
二十才の頃
かまやつひろし / なかにし礼 / 安井かずみ -
マシュ・ケ・ナダ
川原正美 -
どんなふうに
岡田恭子 -
こりゃまたみなさん百面相
大橋巨泉 -
フォー・ミー
坂本スミ子 -
憧れは翼にのって
森山良子 -
サマー・サンバ
江草啓介
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オー・ガンソ
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- 商品解説
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昨年7月にリリースされた『GO!GO!ビーチ・パーティー』(TECN-25716)に続いて、今年もクロニクルから夏向けコンピレーションが登場した。
その名も『東京ボサノヴァ・ラウンジ』(TECN-25800)。小野リサをはじめとするボサノヴァ系アーティストの作品が高セールスを記録し、ほとんどの大型レコード店にブラジル音楽の大規模なコーナーが設置されているという状況からも察せられるように、本国ブラジル以上にボサノヴァ好きと言えそうな日本のリスナーたちにピッタリの一枚である。もともとボサノヴァは、1950年代末にブラジルで自然発生的に生まれ、63年にアストラッド・ジルベルトが歌った「イパネマの娘」のヒットをきっかけに世界的に広まっていった。
その後セルジオ・メンデス & ブラジル'66の活躍等で日本でもボサノヴァ人気が定着し、67年を境に "和製ボサノヴァ" とも呼べる作品がいくつも誕生。
第一期ボサノヴァ・ブームが到来するわけだが、『東京ボサノヴァ・ラウンジ』には、この記念すべき67年から70年代初期までに生まれた和製ボサノヴァの名曲、名演を、テイチク、フィリップス(シンコー・ミュージック)、渡辺音楽出版の音源からセレクトして集められている。
平成のクラブ・キッズにもお奨めのおシャレな和製ポップ・ボサから、ボサノヴァのニュアンスを上手く取り入れたボッサ歌謡、ラウンジ系イージーリスニング、本格的ボッサ・ジャズまで、バラエティあふれる内容だ。収録曲中、最も注目したいのが、浅丘ルリ子が芸能生活15周年記念として69年にリリースしたアルバム『心の裏窓』に収録されていた本格的ボサノヴァ・ナンバー「シャム猫を抱いて」。
最近、クラブDJたちに人気の高い超話題曲で、"平成サイケ歌謡の女王" 渚ようこも8月リリース予定の最新アルバムでカヴァーしたという、まさに "旬" の一曲である。さらに、ボサノヴァを我が国に広めた功労者のひとり渡辺貞夫が作・編曲を手がけ、のちにヒデとロザンナを結成する出門ヒデと、のちにアン真理子の名で「悲しみは駆け足でやってくる」のヒットを放った藤ユキが結成した "ユキとヒデ" が67年にリリースした日本初の本格的ボサノヴァ・オリジナル「白い波」の、珍しいトワ・エ・モワによるカヴァー・ヴァージョンをはじめ、今は亡き名作詞家、安井かずみのアンニュイなヴォーカルが聴ける「わるいくせ」、大橋巨泉と筒美京平の異色コラボレーション作品「こりゃまたみなさん百面相」(初CD化!)等、聴きもの、レアものが満載。
暑い夏をのりきる清涼感100%の快適アイテムとして自信を持ってお奨めできる逸品だ。text by 中村俊夫
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