トランザム［俺たちの旅オリジナル・サウンドトラック～コンプリート・エディション：TECN-25786］

商品情報

トランザム 俺たちの旅オリジナル・サウンドトラック～コンプリート・エディション

俺たちの旅オリジナル・サウンドトラック～コンプリート・エディションジャケット写真

2002-05-22 / TECN-25786 / 定価：¥2,619（税抜価格 ¥2,381） / アルバムCD

あの名作TVドラマのサントラ・アルバム2作品をCD1枚に完全収録して、ファン待望の初CD化！！

「俺たちの旅」より

「俺たちの旅 II」より

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商品解説

好評の＜Chronicle TV Entertainment＞シリーズ、今回は初のサウンドトラック・アルバム復刻ということで、最近では全話をDVD化したボックス・セットも発売され、つい先頃までテレビ東京で再放送もされていた70年代青春ドラマの名作『俺たちの旅』のオリジナル・サントラ盤の登場だ。

中村雅俊、田中健、津坂まさあき（現・秋野太作）が主演した『俺たちの旅』は、1975年10月から日本テレビ系にて約一年間に渡って放映された作品で、その源流は65年の『青春とはなんだ』（布施明が歌う主題歌「若い明日」は『60's TVヒッツ・コレクション』に収録）からスタートした＜日テレ青春ドラマ・シリーズ＞に遡る。
同シリーズは前出の『青春とはなんだ』や『飛び出せ！青春』（72年）などに代表されるように、高校を舞台に熱血教師と生徒たちのふれあいを描いたもの（このパターンを踏襲し、中学校に舞台を置き換えたのが『3年B組金八先生』だろう）が主流だったが、『俺たちの旅』は、就職前の大学生とその先輩の若手サラリーマンを主人公にした初の作品だった。

放映開始後高視聴率を記録し、中村雅俊が歌う主題歌も大ヒット。
そんな中、75年と76年に、音楽を担当していたトランザムの演奏による2枚のサウンドトラック・アルバムが発売されている。その2作を1枚のCDに完全収録したのが、この『俺たちの旅 / オリジナル・サウンド・トラック～コンプリート・エディション～』なのである。

当時はテレビの音声がモノラルだったこともあって、TVドラマの劇中で使う音楽（通称＜劇伴＞）もモノラル録音。
そのため、レコード化する際に新たにステレオ録音し直すというパターンがほとんどで、『俺たちの旅』のサントラ盤もこの例に倣っている。しかし、実際に劇中で使用されたヴァージョンを忠実に再現したものが多く、想い出の名シーンを懐かしむも良し、お馴染みのメロディーがどのキャラクターのテーマなのかということを再確認できるのも、このアルバムの楽しみと言えるだろう。

トランザムは、この『俺たちの旅』の他に、『俺たちの朝』（76年）、『俺たちの祭』（77年）といった＜俺たちシリーズ＞ドラマのサントラ・アルバムをテイチク / ブラック・レーベルに残しているが、これらのアルバムのCD化も機会を見つけてぜひ実現したい。
ファンの皆様の＜復刻熱烈希望＞メールをお待ちしております。

text by 中村俊夫

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