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失われた海への挽歌
2002.12.18/TECI-1037〜38
\2,800(税抜)/アルバム(2枚組)
沖縄島唄界の最高峰、「島唄の神様」と称される嘉手苅林昌(平成11年没)が限りなき哀傷をこめて唄う、美しき海への郷愁。1975年にLP2枚組で発売した超貴重盤をリマスタリングして再発。
星の数ほどもいる沖縄の唄者達の中からどうして林昌さんだけが伝説になったのだろうか。確かに絹糸の様にやわらかな唄声と唄い回しはひっきりなしに島唄が流れる居酒屋でもすぐに林昌さんだと認識出来るし、ある人が最高の民謡歌手の条件はどれだけ多くのレパートリーを持っているかだと言っていたが、林昌さんの持唄は千曲を超えたらしい。破天荒な生き様も大きな魅力だったのだろう。朝は稽古、昼はパチンコ、金銭感覚もなければ欲もなく、酒のつまみはと聞かれて「ソーメン一本でいい」と答えたという。しかしそれだけで伝説に成り得ただろうか?僕は今一つの答えに確信を持っている。林昌さんは誰よりも一途に唄を愛していたが、また誰よりも深く唄の女神に愛されていたのだ。そのラブストーリーに僕達は酔ってしまうのだ。さぁ、このアルバムの中で永遠に終らない物語りを一緒に見に行こう。
比嘉栄昇(BEGIN)
<T祖たちのうた>
01:鷲の鳥(バシヌトイ)〜殿様節
02:白雲節(シラクムブシ)
03:浜下り(ハマウイ)
アキカラ節〜流れ舟(ナガリブニ)
04:宮古音(ナークニ)〜汀間当(ティーマトウ)
05:千鳥のメドレー
浜千鳥節
島尻千鳥(シマジリチジュャー)
下千鳥(サギチジュャー)
06:多良間(タラマ)ションカネー
07:白浜節
<U失われた海>
01:黒島口説(クルシマクドチ)
02:あやぐ
03:勝連節(カチリンブシ)〜谷茶前(タンチャメエ)
04:海の(ウミヌ)チンボーラ〜赤山
05:伊計離れ(イチハナリ)
06:屋慶名(ヤケナ)クワディザー
07:網打ちゃー小(グワ)
08:ハンタ原(バルー)
09:ましゅんく節
10:ハリクヤマク
11:泊高橋(トマイタカハシ)
12:別れの煙(ワカリヌチムリ)