あさみ ちゆき
あさみのうたVII ~秋櫻の頃~
商品データ | TECE-3048 | 定価:¥2,619(税抜価格 ¥2,381) | アルバムCD |
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大好評「あさみのうた」シリーズ第7弾!
優しくて温かい、哀しくも爽やか…。進化する"あさみ ちゆき"の魅力満載!
「秋櫻の頃」「ふるさとの木の下で…」をはじめ、NHKラジオ深夜便のうた「ごはん」、話題作「新橋二丁目七番地」「流星タクシー」などバラエティーに富んだ全11曲を収録。
秋櫻の頃
秋の日、コスモスが咲いている縁側で父の湯のみ茶碗にその人生を重ね、在りし日の情景、想いをしみじみと歌った名作。「鮨屋で…」に続く親子の情愛をシンプルに綴った世界観の作品の歌唱表現は、あさみ ちゆきの真骨頂とも言える。
ふるさとの木の下で…
"みんなで歌おう!"というコンセプトで制作された作品。ロシア民謡風なメロディーとアレンジは、青春時代のうたごえ喫茶やフォークダンスを思い出させる。ライブでは会場と一体になって、振り付け、合唱で盛り上がる。
一方、大震災でふるさとを失なった人たちの心の拠り所のうたとしても評判になっている。
流星タクシー
あの頃のあのひとに逢いたい…。言えなかった言葉を届けたい…。失くした夢を探したい…。そんな想いを叶えてくれるのが"流星タクシー"。春夏秋冬迎えにまいります。ファンタスティックな世界観と現実的な背景が交叉する。
あさみ ちゆきにとっては新しいタイプのバラード。スケール感のあるボーカルに惹きつけられる。
すみれアパート
"青春の悔恨の念"を切り口を変えて表現した好作品。「井の頭線」は京王電鉄、この作品の舞台は京浜急行沿線。この歌の登場人物のキャラクターとあさみ ちゆきのデビュー前の状況とが重なるようなリアリティーを感じさせる内容だが定かではない。
あの「神田川」の平成版という人もいるよう。
ごはん
テーマは至ってシンプル"ごはんと、わたしと、おかあさん"。歌声は温かくて優しくてホッとする。今にも温かいごはんの白さと湯気が漂って来るよう。"あさみ ちゆきならでは"のうた。
新橋二丁目七番地
東京新橋で5人の子供を育てながら、行商、リヤカー果物販売、そして靴磨きになって40年の老女の人生を描いた作品。あさみ ちゆきにとっては、こういう視点でのオリジナル作品ははじめてだが、ストーリーや主人公のひたむきな心情を見事に歌い上げている。
夕刊
"あの人は今どうしているのでしょうか…"ふと思うことがある。淡い恋心を抱いていた同級生、手紙のやりとりをしていたこともあったひと。十数年も過ぎて今は思い出の片隅にいるひとを、ある日突然夕刊の記事で発見した、それも訃報で…。
こんな話は、"ありそうで、ない話"なのか、"なさそうで、ある話"なのか…。
織部の茶碗~あの頃に~
「聖橋で」を聴いた「信長の棺」などの作家加藤廣さんは、自分の人生と重なる歌だと感動し、また「黄昏シネマ」にも強い想い入れがあるという。知り合いの作曲家杉本眞人に、自分のあの頃を是非あさみ ちゆきに歌ってほしいと熱望し実現した作品。
ないない女の数え歌
ロックテイストのサウンドで演歌を歌う"あさみ ちゆき"。
アウトロー的な詞の世界観をはじき倒す爽快感と、それに漂う哀感も奥行きの深い歌唱になっている。ストレス発散の歌?♪ないないないなにもない…。
愛するひとよ…
どこかカントリーの匂いのするワルツ。♪愛するひとよ帰るところは きっと私の胸よ…と、大人っぽい詞の世界観を感情過多にならず淡々と表現しているところに懐の深さを感じる。今後の作品の方向性を探る意味でも貴重な作品。
秋櫻の頃~ギター・バージョン~
楽曲はアレンジによって印象が大きく変わる。演奏の音が薄ければ薄いほど言葉が届いて来る。この作品は詞をしっかりと伝えるために、ギターの名手安田裕美さんの編曲、演奏によるもの。シングル盤とはまた違った趣と味がある。