TEICHIKU ENTERTAINMENT TOP - Lee Byung-Hun (イ・ビョンホン)
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日時 | 媒体 | 内容 |
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西暦 | 主な出演作品 | 主な受賞 |
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1991 | 「アスファルト我が故郷」(TVドラマ) └デビュー作 | |
1992 | 「別れのない朝」(TVドラマ) | KBS演技大賞新人男優賞 |
1993 | 「野菊」(TVドラマ) 「明日は愛」(TVドラマ) | KBS演技大賞優秀賞 |
1994 | 「ポリス」(TVドラマ) 「愛の香り」(TVドラマ) | |
1995 | 「アスファルトの男」(TVドラマ) 「風の息子」(TVドラマ) 「誰が俺を狂わせるか」(映画) 「ランナウェイ」(映画) | 白桑芸術大賞男優演技賞 KBS演技大賞優秀演技賞 |
1996 | 「彼らだけの世界」(映画) 「美しい彼女」(TVドラマ) 「アルマゲドン」(アニメーション・声) | 大鐘賞映画祭優秀主演賞 |
1997 | 「地上満歌」(映画) 「白夜 3.98」(TVドラマ) | |
1998 | 「我が心のオルガン」(映画) | |
1999 | 「Happy Together」(TVドラマ) | |
2000 | 「共同警備区域 JSA」(映画) 「バンジージャンプをする」(映画) | 釜山評論家協会賞主演男優賞 |
2001 | 「美しき日々」(TVドラマ) | 黄金撮影賞-最高人気男優賞「JSA」 大鐘映画祭人気賞 大韓民国映像大典/タレント部門フォトジェニック賞 青竜映画祭人気賞 SBS演技大賞 I star賞 ネチズン賞 |
2002 | 「純愛中毒」(映画) └2004/4/24から日本公開 | |
2003 | 「all in」(TVドラマ) | 白桑芸術大賞-TV部門最優秀演技賞「all in」 SBS演技大賞10代スター賞 SBS演技大賞 |
2004 | 「誰にでも秘密がある」 「スリー・モンスター」 |
日本において韓国ドラマブームは今、最も熱い話題であると言っても過言ではない。ここでは初めて興味を持った人向けに、韓国ドラマブームの基礎知識、イ・ビョンホンという人物、および今作品「to me」の魅力・特徴について語っていくことにする。
2002年2月4日、5日。TBS-TVで日韓共同制作ドラマ「friends」が放送された。初めて日本のブラウン管に韓国のトップ・アイドル"ウォンビン"が登場。彼は韓国内で「韓国のキムタク」と呼ばれ、女子高校生を中心にした熱狂的女性ファンを有する。その"ウォンビン"がわずか2回の放送で日本女性の心を捉えた。ドラマの脚本も彼のイメージを損なうことのない「ソフトで、清潔な」純愛物だった事も日本のドラマにない「臭いストレート」さが受けた要因のひとつ。"ウォンビン"は日本での韓国スターという認知を上向きに変えた。そして、そのウォンビン見たさに募った想いが成就され、日本でも支持されたドラマ「秋の童話(カウル・ドンワ)」。まさに「冬のソナタ」の日本でのブレイクへの発火点となる下火をつけたのがこのドラマである。そしてこのドラマは"四季4部作"と言われるユン・ソクホ監督作品(「秋の童話」「冬のソナタ」「夏の香り」が日本ではO.Aされた)。
2003年6月からNHK BS-2で放送が開始された「冬のソナタ/原題: キョウル(冬の)・ヨンガ(恋歌)」。切ない初恋の物語を中心に毎回ドンデン返しの連続でジェット・コースター・ドラマとも呼ばれる程、その展開は最後までわからない。「一度観たら知らないうちにはまってしまう」魅力のあるドラマ。この主演俳優ペ・ヨンジュン、チェ・ジウの二人に視聴者は魅了された。特に、20代後半〜70代までの女性に「理想の男性」とまで言われている、ペ・ヨンジュン氏の人気は絶大な物である(30〜40代が中心ユーザ)。「冬のソナタ」は、韓国で2002年1〜3月に放送されたKBS-TVのドラマで、当時の国内の最高試聴率は約27%前後。しかしながら、主人公の巻くマフラーが飛ぶように売れ、マフラーの巻き方教室が出現、片やヒロイン役の髪型が流行し、韓国女性にとって必須のロングヘアーをばっさりと切り落とす女性も後を絶たなかった。このように視聴率的には、韓国内ではそれ程大きくないドラマであったが「視聴者に与える影響」は絶大で社会現象の一つとなり、度々ニュースに取上げられた。対する日本は、アジア圏の中で一番最後に放映された国。シンガポール、マレーシア、台湾、中国など、熱狂的なファンを生み出し、シンガポールに於いては自国のスターを差し置き「最も多く雑誌の表紙を飾った人」の栄誉にもペ・ヨンジュンが輝いた。
そして現在、日本の状況は恐ろしい程に膨れあがっている。既に本放送が終了し、2003年12月にBS2での再放送、いよいよ2004年4月3日からNHK総合放送での「再々放送」がスタート。番組開始後夏休み以降、「冬のソナタ・ツアー」なる物を国内の旅行社がこぞって販売、韓国・日本のメディアでも大きく取上げられた。この実績に功を奏した形で、続々と「俳優に会えるツアー」が売り出された。
2004年3月。主演女優・チェ・ジウ初来日。羽田空港には400人ものファンが詰め掛け、記者会見は約150人もの取材陣であふれ返った(NHK紅白の記者発表は約200人)。NHK総合では特番を放送。人気の目玉である、ペ・ヨンジュンは初の主演映画「スキャンダル」が2003年10月に韓国で公開され多くの熱狂的ファンは渡韓し、このハングル語ONLYの映画を鑑賞。日本公開はシネ・カノン配給で2004年5月末スタート。
2004年4月3日、ペ・ヨンジュン初来日。羽田空港は、マスコミの発表では約5,000人の出迎えファンで埋め尽くされた。空港での出迎え人数に関しては、外国人スターの中で「第一位」の人数であった。又、翌日の4月4には無料で渋谷公会堂にファン2,000人を集め、日本初のファン・イベントを行った。この応募は2,000人枠に対して約60,000人もの応募があり、入場券がオークションサイトで約150,000円で落札され大きな話題にもなった。
韓国TV界で「視聴率男」の異名をとる、イ・ビョンホン。韓国映画界、屈指の3本指にはいる俳優とまで言われている、超ビッグ。韓国では「カリスマ」的な若手筆頭の俳優。日本でも公開され「シュリ」に次ぐ韓国映画興行成績第2位に輝いた韓国映画のヒット作「J.S.A」の主演俳優(2004年5月現在)。この映画でアカデミー賞に匹敵する韓国のアカデミー賞、「青龍映画賞」を受賞。また、歴代の興行成績を塗り替える記録をも作った。その後、数々の賞を受賞。(プロフィール参照)数年前、彼の事務所移籍の時には、至上最高額の移籍金が話題になった。彼の人気は本国ではペ・ヨンジュン(「冬の〜」主演男優)以上のステイタスを持ち、演技力では若手NO.1と言われている。「美しき日々」(NHK-BS2)の放送は日本では初放送であり、他のアジア諸国では既に放送され「all in」のヒットと共に彼のアジアでの人気を不動のものにした作品。
「all in」は2003年度上半期韓国視聴率NO.1に輝いたTVドラマ。実に平均視聴率約40%というお化け番組。この作品の前年に「冬〜」がO.Aされた時は平均視聴率は約25%。約2年ぶりのTVドラマの出演ということから、注目された。内容は韓国はもとよりラスベガス・ロケを挿入し、脚本もスケールの大きな「派手」なドラマ。「冬〜」の放送後、撮影場所を巡るファンが後を絶たなかったが、この「all in」でも舞台となった韓国・済州島のホテルに詰め掛けるファンが続出。ドラマ終了後の済州島のホテルは長期間に渡り、満室状態。韓国の友人に言わせると「ビョンホンは特別に好きではないけれど、"all in"の彼は最高に素敵。あのドラマ見たら彼にはまらない人はいないよ。」とのこと。彼のファン層はペ・ヨンジュンのファン層とは違い、20〜40才がメイン。その眼差しの鋭さ、声の魅力がファンにはたまらないものである(※声の良さでディズニー映画の韓国吹き替えも経験あり)。男を前面に出した彼の雰囲気は、女性はもちろん、男性ファンが多いことがペ・ヨンジュンとの違いである。日本では彼の最新映画「純愛中毒」が2004年4月2日から公開中。今年は世界的なハリウッド・スターである香港スター・ジャッキー・チェンとの競作映画が予定されているとか(あくまでも"超ウワサ")?また、正式に「今年は日本をターゲットに置き活動したい」とマスコミに表明。ますます、日本での活躍の場が増えるはずである。
日本での韓国ブームは、はっきり言って「NHK-BS2発信のドラマ人気」である。しかしながら「ドラマ」人気、「俳優」人気であって必ずしも「K-POP」人気ではない。この「to me」と言うアルバムは、言わずもがな「NHKで放送されている主演俳優のオリジナル・アルバム」である。日本で人気のペ・ヨンジュン、チェ・ジウ、ウォンビン等にはCDは存在していない(中には歌っている人もいるが、オリジナル・アルバムは存在しない)。本国はもとより、アジア各地での人気の高い韓国俳優で唯一といっていい、このオリジナル・アルバムは大変貴重な存在である。彼自身現在、「役者は演技で感じて欲しい」と言っており、ファンの集いでは自らも歌を歌っているものの(カバーを歌唱)CD発売には消極的。メイン楽曲の「Tears」のプロモーション映像は商品化されておらず、ファンにはお宝映像ともいえるもので、今回初の正規商品化である。
さてさて、どこまで?いつまで?続くのか"韓流"ブーム…。