島津亜矢
「品川心中」より お染
c/w 近松門左衛門原作「夕霧阿波鳴渡」より 夕霧
CD | TECA-12525 | 定価:¥1,257(税抜価格 ¥1,143) | シングルCD |
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カセット | TESA-12525 | 定価:¥1,257(税抜価格 ¥1,143) | シングルカセット |
名作歌謡劇場シリーズ第21弾!!
歌舞伎や浄瑠璃など、様々な作品を題材としてきた「名作歌謡劇場シリーズ」の中で、今作は、初めての試みとなる "落語" を題材とした楽曲です。
落語の描き出す時代感、織りなす人々の人間模様や機微を感じとれる傑作!!
「品川心中」より お染
近松門左衛門原作「夕霧阿波鳴渡」より 夕霧
「品川心中」より お染(オリジナル・カラオケ)
「品川心中」より お染(メロ入りカラオケ)
近松門左衛門原作「夕霧阿波鳴渡」より 夕霧(オリジナル・カラオケ)
古典落語「品川心中」とは
公許の吉原にも劣らない賑わいの品川宿で、「白木屋」という見世の板頭を務めていたお染であったが、年を重ねるにつれて若い妓に札順を抜かれ、ついには紋日に必要な金にも困るようになった。
勝ち気なだけに恥をかくことを嫌ったお染は、苦慮の末に心中の浮名を立てて死ぬことを思いつく。そして、馴染みの貸本屋の金蔵を道連れとして誑し込む。
決行の晩、この世の名残りと呑み食いをして酔い潰れた金蔵を叩き起こし、桟橋へと連れ立ったお染は、煮え切らない態度の金蔵に痺れを切らし、一足先にと海へ突き落とす。
いざという段になったお染だが、そこへ金が整ったとの知らせが来て、心中を見合わせる。
あっけらかんと詫びを口にして去るお染の一方、一人突き落とされた金蔵は、海が遠浅であった為、死んではいなかった。
何とか這い上がり、ザンバラ髪にずぶ濡れの亡者のような格好になりながらも、親分宅へと助けを求める金蔵。
しかし、博打遊びに興じていた親分宅は手入れと勘違いをして大騒ぎとなる。
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