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1.忠治二人(その一) 曲師◆佐々木伊代子 [21分00秒]
赤城山に籠っていた国定忠治一家が役人に追われて赤城山をあとに大戸の宿場、壁安左ェ門の屋敷にやって来た。二年程前に壁安さんと娘お小夜さんが山中で道に迷い、盗人五人に襲われていた時通りかかった忠治が助けた因縁があった。久しぶりに忠治親分の顔を見た壁安さんは喜んで座敷に招き入れ心尽しのもてなしをした。早朝旅立つ忠治は真夜中に目が醒めて、壁安さんの部屋の方から声が聞こえた。『俺は国定村の忠治だ、金を出せ』
2.忠治二人(そのニ) 曲師◆佐々木伊代子 [21分47秒]
盗人の話を聞いて忠治は驚いた。国定村の忠治や三ツ木の文蔵、板割浅太郎、清水の頑鉄まで揃って、忠治本人たちが泊まっているとも知らないで押込み強盗をやっている。その盗人の中にお萬を欺し討にした鬼の大八もいた。盗人たちは三千両を奪い屋敷を出た。忠治一家は盗人たちの帰り道で待ち伏せ鬼の大八達を切り捨てた。三千両を壁安さんに戻し、忠治は壁安さんに勘助の子勘太郎の世話をお願いし信州路へと向った忠治大戸の別れ。
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