新・浪曲名人特撰シリーズ[二代 広沢虎造「国定忠治:忠治と火の車お萬 / 忠治・赤城の血煙り」:TECR-1017] / TEICHIKU ENTERTAINMENT

新・浪曲名人特撰シリーズ
テイチク屈指の浪曲お宝音源、約20年ぶり一挙復刻!!

PRODUCT INFORMATION

シリーズ名

新・浪曲名人特撰シリーズ

商品名

二代 広沢虎造

「国定忠治:忠治と火の車お萬 / 忠治・赤城の血煙り」

商品データ

商品データ TECR-1017 定価:¥1,528(税抜価格 ¥1,389) CD
ジャケット
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商品説明

監修:布目英一(浪曲研究家)

台詞集 / あらすじ解説 / 浪曲師プロフィール付

収録内容

CD

国定忠治 / くにさだちゅうじ

  1. 忠治と火の車お萬

    ちゅうじとひのくるまおまん

    国定忠治は江戸時代後期の侠客。博奕ばくちでもうけた金を困った人々に与えたという伝説が残っている。ある初春のこと、商人姿になった忠治は国定村を出て真庭の宿場へと来た。髪結床でヒゲを剃ってもらっていると、色気のある女が入ってきて、「やくざ抜きで堅気の旦那方が集まって、恐ろしい、いいのが出来る」と髪結床の亭主に伝えていった。この女こそ真庭村の貸元、火の車お萬だと知らされた忠治は、先ほどの言葉が博奕を意味すると察し、質屋の番頭と偽って、お萬の賭場へともぐりこむ。大金を賭けて三回勝負したが、立て続けに負ける。いかさま博奕らしいと見抜き、「俺が忠治だ」と正体を明かすと、この声を聞いてお萬が姿を現した。お萬と忠治の馴れ初めの一席。

  2. 忠治・赤城の血煙り

    ちゅうじあかぎのちけむり

    国定忠治の子分になりたいと願う羽黒山の破戒僧、清水の頑鉄が赤城山のふもとの茶屋に立ち寄った。その日は忠治一家と島村伊三郎一家のけんかがある日だった。茶屋の女中は「去年の飢饉ききんの際に民百姓を救ってくれた忠治に勝たせたいが、伊三郎一家は三百人、忠治一家は百人ほどなので勝ち目がない。特に今しがた茶屋に寄った国蔵、幸吉たち六人は伊三郎一家でめっぽう強い」と語った。そこで頑鉄はこの六人を斬り倒し、忠治一家に助成するため赤城の山に入った。忠治の女房のお萬が地面をはう木に足をとられて島村一家の用心棒、熊川大五郎に殺されたのを見て、「我こそは国定忠治の四天王の一人なり」と勝手な名乗りをあげ、大五郎に立ち向かう。

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浪曲師プロフィール

二代 広沢虎造
二代 広沢虎造

二代 広沢虎造 / にだいひろさわとらぞう

芝白金生まれの江戸っ子。五歳ですでに浪曲が好きになり、アマチュア活動を経て十代でプロになる。「次郎長伝」で売れてからは俳優として映画の出演も多くなり、浪曲にとどまらない、国民的大スターとなった。