新・浪曲名人特撰シリーズ
初代 京山幸枝若
「花の幡隨院 / 仁侠吉良の港 / 雷電・小田原情相撲」
商品データ | TECR-1014 | 定価:¥1,528(税抜価格 ¥1,389) | CD |
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監修:布目英一(浪曲研究家)
台詞集 / あらすじ解説 / 浪曲師プロフィール付
CD
花の幡隨院
はなのばんずいいん
旗本、水野十郎左衛門が率いる白柄組は町人をいじめて評判が悪かった。これに立ち向かったのが幡隨院長兵衛たち町奴だった。双方の対立が深まり、長兵衛は水野の屋敷に招かれた。殺されることを承知して一人で屋敷を訪れた長兵衛は無理に風呂に入れられ、多数の槍を突きつけられるが、おじけづくことなく、「侍なら侍らしく生きろ」と啖呵を切って息絶える。歌舞伎でもおなじみの演目で、芝居を見ているような痛快感が味わえる。
仁侠吉良の港
にんきょうきらのみなと
伊勢の侠客、
雷電・小田原情相撲
らいでん・おだわらなさけずもう
小田原で江戸相撲の興行が行なわれた。素人相撲日本一の大岩鉄蔵が飛入り参加をしたところ、初日から負け知らず。このままでは江戸相撲の恥になると、横綱谷風が大岩との取り組みを決意し、負けた時には大岩を斬り殺し、自分も腹を切ると語る。そこへ草相撲で大岩がひきょうな手を使って夫を投げ殺したと訴える女性が男の子を連れて訪ねてくる。これを聞いた雷電爲右衛門が大岩の相手を買って出て、遺恨を晴らしてみせると宣言する。
浪曲師プロフィール
初代 京山幸枝若 / しょだいきょうやまこうしわか
岡山県出身。両親も浪曲師。五歳から舞台に上がり、多くの演目を耳で覚えるとともに、どんな演目にも山場や笑いを盛り込む技を習得した。迫力と軽快さを兼ね備える声節と巧みな話術で多数の得意ネタがある。