新・浪曲名人特撰シリーズ[初代 京山幸枝若「会津の小鉄:小鉄と新門辰五郎 / 血煙の稲荷山」:TECR-1013] / TEICHIKU ENTERTAINMENT

新・浪曲名人特撰シリーズ
テイチク屈指の浪曲お宝音源、約20年ぶり一挙復刻!!

PRODUCT INFORMATION

シリーズ名

新・浪曲名人特撰シリーズ

商品名

初代 京山幸枝若

「会津の小鉄:小鉄と新門辰五郎 / 血煙の稲荷山」

商品データ

商品データ TECR-1013 定価:¥1,528(税抜価格 ¥1,389) CD
ジャケット
ジャケット

商品説明

監修:布目英一(浪曲研究家)

台詞集 / あらすじ解説 / 浪曲師プロフィール付

収録内容

CD

会津の小鉄 / あいづのこてつ

  1. 小鉄と新門辰五郎

    こてつとしんもんたつごろう

    会津藩の仲間ちゅうげん部屋は会津部屋の名で知られ、江戸や京都にあった。京都の会津部屋の頭である上坂仙吉は長曽根虎徹という刀を差していたことから会津の小鉄と呼ばれた。その若き日の物語。大坂でめし安という親分を斬った仙吉は江戸に逃れ、会津部屋の政五郎のもとに身を寄せた。めし安と兄弟分の新門辰五郎は、仙吉が江戸に来て一年以上になるのに政五郎から事情説明がないので、子分の重太を使いに寄越した。重太は酒機嫌の余り、政五郎を殺してしまう。仙吉は単身、辰五郎の家にと乗り込んだ。声よし、節よし、啖呵せりふよし。三拍子そろった幸枝若の魅力が楽しめる。物語の展開も笑いあり、涙あり、怒りありと起伏に富む。

  2. 血煙の稲荷山

    ちけむりのいなりやま

    薩摩屋敷に出入りを許された一筆ひとふで一家の者を小鉄一家の者が殺してしまった。これが原因で京都の稲荷山で大げんかとなる。一筆方は七百七十人の味方に加えて薩摩、長州、土佐の侍の応援もあり、鉄砲も用意した。小鉄方は五百人しか集まらなかった。会津部屋に頼んで鉄砲を借りてきてはという子分の提案に小鉄は「やくざのけんかに会津の殿様が腕を貸したら、京都の御所を守る役目に傷がつく」と答える。今まさにけんかが始まるという時に、雨のために東海道で川止めにあった新門辰五郎一家五十人と清水一家百人がかけつけてくれた。物語終盤の八分余りも音吐朗々と続く歌声は軽快でありながら迫力もあり、陶酔感に浸ることができる。

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浪曲師プロフィール

初代 京山幸枝若
初代 京山幸枝若

初代 京山幸枝若 / しょだいきょうやまこうしわか

岡山県出身。両親も浪曲師。五歳から舞台に上がり、多くの演目を耳で覚えるとともに、どんな演目にも山場や笑いを盛り込む技を習得した。迫力と軽快さを兼ね備える声節と巧みな話術で多数の得意ネタがある。