新・浪曲名人特撰シリーズ[初代 春日井梅鶯「赤城の子守唄 / 天野屋利兵衛」:TECR-1008] / TEICHIKU ENTERTAINMENT

新・浪曲名人特撰シリーズ
テイチク屈指の浪曲お宝音源、約20年ぶり一挙復刻!!

PRODUCT INFORMATION

シリーズ名

新・浪曲名人特撰シリーズ

商品名

初代 春日井梅鶯

「赤城の子守唄 / 天野屋利兵衛」

商品データ

商品データ TECR-1008 定価:¥1,528(税抜価格 ¥1,389) CD
ジャケット
ジャケット

商品説明

監修:布目英一(浪曲研究家)

台詞集 / あらすじ解説 / 浪曲師プロフィール付

収録内容

CD

  1. 赤城の子守唄

    あかぎのこもりうた

    お尋ね者の国定忠治は捕り方に囲まれたが、スキをついて赤城山の隠れ家へと逃げ帰った。そして捕り方の指揮をしていた三室の勘助を殺してくるように子分の板割の浅太郎に命じた。勘助と浅太郎は叔父甥の間柄だったが、忠治の命令には逆らえず、叔父を斬る。その際、勘助は忠治が捕り方に囲まれた時に「十間先を南に下れば赤城の山へは一本道なので逃げ道をふさげ」と大声で言ったのは忠治に逃げ道を教えるためだったと明かす。浅太郎は勘助の幼子の勘太郎に子守唄を聞かせながら山に戻る。真実を知った忠治は浅太郎にわび、勘太郎を堅気に育てることを誓う。東海林太郎のヒット曲「赤城の子守唄」を浪曲化した作品で、梅鴬の出世作でもある。

  2. 天野屋利兵衛

    あまのやりへえ

    赤穂城主浅野内匠頭は恨みを抱く吉良上野介を江戸城で斬り損ねたまま切腹を命ぜられた。家老の大石内蔵助は内匠頭の遺恨を晴らすために吉良邸討ち入りを企て、忍び道具の調達を天野屋利兵衛に依頼する。このような道具類の調達は謀反の疑いがかかり、死刑も免れない。それを承知で利兵衛は引き受け、内蔵助に道具類を渡した後に役人に捕まってしまう。大坂西町奉行松野河内守は忍び道具の調達を誰に頼まれたか白状させるために利兵衛に拷問を続けた。しかし一向に口を割らないので、息子の由松に火で熱した鉄板の上を歩かせることにする。それでも利兵衛は動じず、「天野屋利兵衛は男でござる」と言い放つ。その胸の内がしみじみと唄われている。

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浪曲師プロフィール

初代 春日井梅鴬
初代 春日井梅鴬

初代 春日井梅鴬 / しょだいかすがいばいおう

千葉県出身。豪快な声節を吹き込んだレコードでまたたく間に第一線の演者になった。特に北海道や東北での人気は高く、観客を運ぶ臨時列車も出た。酒豪で男性的な芸風からは想像のつかぬアガリ症の一面もあったという。