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Youjeen


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CD情報

Someday
Someday ジャケット写真
2001-06-27/TECI-25/定価:¥1,200+税/マキシシングル
デビューマキシに続く、J(ex.LUNA SEA)プロデュースによる2ndマキシは大作バラード!
  1. Someday Windows Media Player 音楽試聴未対応 Windows Media Player 映像視聴未対応 モバイルコンテンツ 未対応
    lyrics・music:J/arrangement:J
  2. HIGHER Windows Media Player 音楽試聴未対応 Windows Media Player 映像視聴未対応 モバイルコンテンツ 未対応
    lyrics・music:J/arrangement:J
  3. HIGHER(EnglishVersion) Windows Media Player 音楽試聴未対応 Windows Media Player 映像視聴未対応 モバイルコンテンツ 未対応
    lyrics:J, Youjeen, 3+3/music:J/arrangement:J

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Review

こんなにクールなバラードを、今まで一度も聴いた事無いぞ私は。
大体、50年余りのロック長き歴史において、バラードは常に甘く過剰に演出されたドラマツルギーの産物だったりしてきた。
だからこそ、数々の名曲が生まれ、人々の情緒に訴えた。心を掴んでもきた。しかしだ、いつの間にか、あまりにも「定番」化してしまっているのも事実なのである。
人々の「想い」を真摯に表現する自由な手段であるはずのバラードが、何故こんなにワンパターン化してしまったのか。
我々の「想い」はそんなに単純なのか、おい。
こんな厭戦モードの私に、この "Someday" はまさに「福音」なのだ。情緒をぐっと抑えたヨーロピアン・ストリングスと、ストイックなバンド・サウンドの合体がクールなのは言うまでもないが、やはり問答無用の主役はYoujeenの「唄」である。
また脳天を砕かれてしまった。 デビューシングル "HEY JERKS c/w WITCH" で、彼女のヴォーカルの尋常じゃないポテンシャルは既に思い知らされてはいるのだが、いよいよ今回、その正体が明らかになった観がある。情感が爆発すればするほど逆にクールさが際立つ--そう、「覚醒」の一言に尽きるのではないか。
だからこそ "Someday" はより「新しく」聴こえるのだ。「定番」ではないのだ。
今回も日本語詞は彼女のアイディアにインスパイアされたJが書いているが、一見、別離を唄ったラヴソングだ。
「もう帰らないあの日」をポジティヴに受け止めていこうという決意表明なのだけれど、その別離の対象は決して「彼氏」とかではないように思える。
いつだったか、Youjeenは「私が今、こうして前向きでいられるのは、抑圧と喪失感による沢山のトラウマを抱えた過去の自分を、否定するのではなく認められるようになったから」と言っていた。
勿論、向き合うまでには相当の葛藤と「自分」の模索を経ているわけだが、そうした彼女の「原点」がこの "Someday" そのものなのだと思う。
「昔の自分」に対して唄うのも、立派なラヴソングだし、優秀なバラードなのではないか。 そういう意味で、「唄」「詞」「楽曲」の「覚醒」三位一体パワーが "Someday" をクールに疾走させている。ただのバラードに終わらせないのである。
今後も彼女の秘められた能力は続々と明かされていくのだろうが、少なくとも "Someday" がYoujeenのあまりにも強力な「主題歌」であり続けるのは間違いあるまい。 いやぁ、いい「バラード」です本当。

by 市川哲史


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