下地 勇[おばぁ:TECI-125]


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おばぁ

おばぁ ジャケット写真

2007-09-05/TECI-125/定価:¥1,047(税抜価格 ¥952)/マキシシングル

下地 勇の名曲が新録音シングルで登場!

  1. おばぁ
    音楽試聴(WMA) 対応 映像視聴(WMA) 対応
    作詞・作曲:下地 勇
  2. YAPAI YAPAI
    音楽試聴(WMA) 対応 映像視聴(WMA) 対応
    作詞・作曲:下地 勇
  3. アタラカの星(6月16日福井「響きのホール」LIVEバージョン)
    音楽試聴(WMA) 対応 映像視聴(WMA) 対応

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商品情報
CDエクストラとして「おばぁ」のPV(ギター弾き語りLIVE映像)収録
おばぁへの思い

僕は、おばあちゃん子でした。
小さい頃は、両親とではなく、おばぁと一緒に寝ていました。学校から帰っても、おばぁの声が聞こえなかったり姿が見えなかったりしたら、ものすごく寂しい気持ちになったものです。
一緒に畑に行ったり、芋のモチを作ったり、いろんな話をしたりと、たくさんのおばぁとの思い出が、今も褪せることなく心に残っています。
毎日笑顔の絶えない明るいおばぁでしたが、そんなおばぁの悲しい表情を見たのは、おじぃが亡くなった時でした。
息を引き取ったおじぃの冷たくなっていく顔を撫でながら、すすり泣いていたおばぁの後ろ姿を見て、人間が死ぬという事の意味、残された者の哀しみを僕は初めて初めて知らされました。
いつかはおばぁも死ぬ。いつかはおばぁと別れなければならない、という思いが襲って来て、何とも言えず悲しい気持ちになりました。
人間の生と死、喜び、哀しみ、そして深い愛情、すべてはおばぁを通して身を以て教えられたような気がします。
そんなおばぁはまた、たくさんの方言をも僕に教えてくれました。教わったというより、おばぁが会話していた言葉を知らず知らずのうちに覚えていったという方が正しいですね。
その方言を通して、おばぁのことを歌いたいと思いました。強く思いました。
そして「おばぁ」という歌が生まれました。この歌は、おばぁが深い哀しみを経験し、それを乗り越えていく姿を歌っています。
僕は、自分の人生を終えるそのときまで、この歌を歌い続けるでしょう。

下地 勇


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