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あなたは、誰を想っていますか。
3.11の大震災の津波で母を亡くした4才の男の子が放った「ぼくも流されてママに会いたいなぁ、波になりたいなぁ」という何気ないつぶやきを、その子が描いたお母さんの絵の裏に書きとめたおばあちゃん。
毎日新聞(2011年4月7日)に掲載されたこの記事を読んだ花坂美里は、そのひたすら無垢で純粋な少年の気持ちに衝撃を受け、このエピソードをぜひ歌にして後世に伝えてゆきたいという思いでこの曲を作りました。彼女は、その男の子と同じ岩手県出身で現在上海の大学に留学中の現役の学生です。
彼女の住む上海でも、震災の当初は連日そのニュースが報道されたそうです。でも、時がたつにつれ、それは少しずつ忘れられていきます。復興には長い長い時間がかかるはず。その間、決してこの災害のことを忘れてはならないと思った彼女は、自分がこの歌を歌うことで、「忘れないでいて欲しい」と思ったのでした。そしてこの曲が「人が人を想うことの素晴らしさ、目の前の全てのものの尊さを改めて見直すきっかけになる歌になるよう、願いをこめて」歌っているのです。
映像は、2011年12月23日に上海で行われたライブです。大事な人を想う気持ちを忘れないで欲しい、そんな花坂美里の素直な歌声が心にしみます。
