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GRAND COLOR STONE


Special

GIANT PIANO リリース記念 中野敦史ミニ・インタビュー!
2006.03.23 更新

-まずタイトルの『GIANT PIANO』の意味を教えて下さい。

中野:はい。もともと僕らはピアノ・バンドなんですけど、そのことをもっと全面的に言ってもええんちゃうか?と思ってて。それで、ピアノ・バンドっていうと、歌に合わせたピアノっていうスタイルのイメージがあるけど、うちらの場合はピアノの音が凄く前に出ているので、じゃあいっそのことタイトルに "ピアノ" をつけようと思いました。それと、"ピアノ" って付くとクラシックとかお洒落なイメージが出るんやけど、もっと暴れている感じも出したいなと。

-あ!それでジャイアン!!

中野:そうそう、"ジャイアント" だと馬場のイメージがあるけど、"ジャイアン" だと(『ドラえもん』に出てくる)剛田剛のイメージがあって、悪そうじゃないですかぁ。だから、"ジャイアント・ピアノ" ではなく、"ジャイアン・ピアノ" と呼んでください。攻撃的だけどお人好しってのがポイントです!だから "しずかちゃん・ピアノ" でもないんですよ。(笑)

-なるほど~。それにしても、今回のアルバム、前作に比べて演奏での成長ぶりが著しいですね。

中野:そうですか?ありがとうございます。僕らは、もともとLIVEをメインに活動してきたバンドなんだけど、これまでCDにするとどうしても綺麗にまとまってしまうのが気になってて。ホンマはやんちゃな奴らなのに、レコーディングではネクタイ締めてみました!みたいな音になってる気がしてて、俺らもうちょっとはみ出た部分があった方がええんちゃうかな、とずっと話てたんです。で、今回はアルバムなので少々無茶しても大丈夫やろ~と思って自由にやったら全曲はみ出てたという(笑)。でも、それがかえって躍動感につながって良かったです。

-これまで以上に歌詞を見なくても歌がはっきりと聴こえてくるのも特長ですよね。

中野:今回はいつもよりレコーディングの時間をたくさんいただいて、もっと深く歌に入れるまで何度も録り直したんですよー。一見コミカルな歌でも、言葉で絵が浮かぶように意識して歌ったんですよね。それが聴いてくれたファンの皆に伝わればうれしいですね!

-アルバムに、シングル曲が入ってないのはどうして?

中野:あ!今言われて初めて気づきました。まず入れなきゃダメという概念がなく、次の作品は新しいものだと思ってましたね。それと、今年結成10年目になってて録音していない曲がいっぱいあって、それを入れるチャンスを狙ってたんですよ。現時点での "GRAND COLOR STONE" というのをCDにしたくて。以前のシングルを入れるよりも、もっと先へ行きたいっていう想いが出た自然な結果ですかねー。

-このアルバムは、どんな人に聞いてもらいたいですか?

中野:いろんな聞き方ができるCDに仕上がったと思うんですよ。ピアノだけではなく、ベースやドラムの演奏にこだわる人にも自信を持ってオススメできるし、洋楽好きの人にも説得できるくらいに演奏しまくってます。それは1曲目の「ナンセンス」を聞いた瞬間に分かってもらえるかな。それとは別に、今ちょっとへこんでいる人には歌詞に耳を傾けてもらったら一緒に元気になれると思うし、既に元気な人ももっともっと前向きになれると思います。自分で言うのもなんですが、"よく出来たアルバム" ですよ~(笑)。曲順もいいし、自分でも何回も聞いてるぐらいの自信作です。是非、アルバムを聞いてもらって、そしてLIVEにも来てもらえればと思います。もう野球で言うたら、清原と中村 "ノリ" と長嶋監督が集まったような超濃厚なアルバムですから!!(笑)

聞き手/音楽チャートアナリスト:つのはず誠